TEMを用いた窒化ほう素の結晶性の解析

構造解析事例

TEM(透過電子顕微鏡)により窒化ほう素粉末の結晶性とエネルギー的安定性について考察しました。
明視野像から粉末はりん片状で側面は12 角形で、隣接面と30°の角度をなすこと、電子回折図形の解析から結晶構造は六方晶で、側面は(100) 面および(110) 面(等価な面は計12種あり)の晶癖をもち、エネルギー的に安定であることがわかりました。

粒の明視野像 電子回折像
図1 粒の明視野像(a) および電子回折像(b)。

りん片状の粒が重なった部分からの電子回折図形を解析し、両者の低指数の格子面が一致し、エネルギー的に安定であることがわかりました。この場合、(001) 面が共通で、両粒の(100) 面が21°の回転関係にある。→六方晶で等価な(-230) 面と(-130) とが平行であることがわかりました。

重なった粒からの電子回折図形 キーダイヤグラム
図2 重なった粒からの電子回折図形(左) とキーダイヤグラム(右)。

作業の流れ

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JFEテクノリサーチ株式会社 営業本部