メガソーラーパネル出張診断サービス「ぱねるみえ太」の開始について

メガソーラーパネル出張診断サービス「ぱねるみえ太」の概要

JFEテクノリサーチ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:影近 博)は、お客様に各種計測・診断・分析・評価技術をご提供しておりますが、この度、当社ソリューション本部(川崎)内にメガソーラー計測診断チームを設置して、太陽光発電の発電量に大きく影響する太陽電池パネルの健全性を保つために、不具合パネルを特定することを目的としたメガソーラーパネル出張診断サービス「ぱねるみえ太(商標登録出願中)」を2014年7月より開始致しました。

2012年7月1日に再生可能エネルギー固定価格買取制度が施行され、2014年2月までに太陽光(非住宅)は、5,756MW※1の(250W換算約2300万枚)のパネルが設置され稼動しています。
メガソーラーは1MWが約4000枚のパネルで構成されています。この中の1枚のパネルの発電に不具合が発生した場合、当然、発電量は低下しますが、総電力量計から発電量の低下を見極めること、その1枚の不具合パネルを見つけることは困難です。ある程度大きなトラブルはパワーコンディショナの電圧計・電流計により検知されアラートが発報されます。また、トラブルの大きさと種類によってはストリング(15枚程度のパネルを直列に接続した単位)の電流をモニターすることにより検知することが可能ですが、パネルの小さな不具合(たとえば太陽電池のセル間を繋ぐインターコネクタの断線)によるパネルの未発電まで確実に検出するためには、また、不具合のパネルの特定には、パネルを個別に診断することが有効です。

当社の本サービスは、パネル1枚ごとの電圧と電流をストリング単位で計測することにより、不具合パネルを特定します。特定した不具合パネルについては診断書として報告します。また、健全パネルについては、今後の診断に役立つ発電状態の履歴情報として、発電量ランキングを提供いたします。

メガソーラーパネル出張診断サービス「ぱねるみえ太」は、みなさまの発電所に出向き、パネルの健康診断を行う出張サービスであり、監視システム等の初期投資の負担の難しいお客様の太陽光発電システムの診断には最適なサービスです。設置後、たとえば3年・7年時点でパネル診断を行い、不具合パネルを見つけ出し、対処することが、20年以上に渡る発電に有効と考えます。

なお、今後は、電圧・電流の計測によるパネル診断に加えて、赤外線カメラでパネルを撮影した熱画像によるパネルの診断サービスへの展開を予定しています。

※1 経済産業省ニュースリリース(平成26年5月16日)資源エネルギー庁

参考資料

メガソーラーパネル出張診断サービス「ぱねるみえ太」

(1)パネル診断
現在パワコン監視のみを行っている太陽光発電所に対して適用することが有効です。パワコンによる監視では見つからない不具合パネルをパネル単位で特定することができます。
(2)出張診断
お客様の太陽光発電所に出向き、全てのパネルの診断を実施します。数日間かけて、診断を行い、不具合パネルをその場で特定します。全てのパネルではなく、一部の診断の結果を見て、結果に応じて、全体に診断を拡張することも可能です。
(3)発電量ランキング
発電量ランキング・発電量マップを作成します。これにより、故障・劣化等の見える化が図られます。この発電量ランキングは履歴情報として、次回の診断に有効活用ができます。
(4)診断書
特定した不具合パネルのI-V特性を計測します。I-Vカーブトレーサでパネルの診断評価を行います。工場出荷検査時のデータと比較を行なうことにより、現状のパネルの評価が可能です。
(5)初期投資不要
本サービスは常時監視ではありませんが、そのかわりに初期投資が不要です。監視システム等の初期投資の負担の難しいお客様の太陽光発電システムの診断に最適なサービスです。たとえば、設置3年後・7年後に全パネルの診断を行って不具合パネルを見つけ出し、対処することは、20年間に渡る発電における不具合パネルによる機会損失の低減に有効です。
メガソーラー現場診断
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