No.08「土壌オンサイト分析」

No.08
土壌オンサイト分析

2003年2月15日に土壌汚染対策法が施行され、土壌・地下水の汚染対策が本格的に求められるようになりました。企業にとって、資産である所有地の土壌評価(環境調査)が今後の土地の転活用にとって重要な情報であるため近年土壌調査ニーズが高まっています。
 当社では従来から、土壌評価のための迅速で精度の高い土壌調査方法を確立しており、お客様のニーズにあわせて対応可能な、現地オンサイト分析技術を提供します。

地下水(および土壌溶出液)中重金属のオンサイト分析

土壌調査において、汚染物質の有無の判定や汚染物質の絞込み、汚染範囲の絞込みが重要です。公定法は土壌分析結果が出るまでに日数がかかり、その間工事を中断することになり、コスト面でのデメリットがあります。そこで短時間で分析可能な地下水および土壌溶出液の分析として簡易自動溶出装置と写真1のオンサイトの簡易分析計(フローインジェクション分析法)を組み合わせることにより、現地での計測が可能です。

定量分析可能な成分:鉛、カドミウム、六価クロム、水銀、フッ素、ほう素

土壌重金属のオンサイト分析

写真2に示しますように、工事現場等に小型蛍光X線分析装置を移動し、現地で土壌重金属のオンサイト分析が可能です。実際には、現地のプレハブ小屋内に装置を仮設して測定します(写真3)。採取した土壌は、固体試料を直接用いて定量するので、迅速で精度の高い分析が可能です。本法により現地で特定有害重金属含有の有無、量を迅速に把握でき、大幅な調査期間の短縮と調査費用の削減が図れます。

定量分析可能な成分:鉛、カドミウム、クロム、水銀、砒素、セレン

なお、本技術は、平成17年度に東京都の公募審査を受けた結果、平成18年4月25日に「重金属等の土壌汚染調査の簡易で迅速な技術」として東京都より選定されました。

写真1 溶液のオンサイト分析装置(フローインジェクション分析法)
写真1 溶液のオンサイト分析装置(フローインジェクション分析法)
写真2 自動車での移設可能なオンサイト分析装置
写真2 自動車での移設可能なオンサイト分析装置
写真3 小型蛍光X線分析装置による測定
写真3 小型蛍光X線分析装置による測定

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JFEテクノリサーチ株式会社 営業本部