材料の特性評価
オンサイト残留応力測定サービス『ストレスクイッカー®』
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残留応力測定サービスの特長
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現地での計測はもちろんのこと、立体的で大型の構造体でも十分な測定ができます。
また、各種鉄鋼材料はもちろんのこと、アルミ、銅製品の残留応力の測定も可能です。
センサー部がコンパクトですので、狭小空間への設置~測定が可能です。
センサー部 寸法:長さ311mm × 高さ154mm × 幅124mm
重量:4.0kg
コリメータ径:1mmφ(標準)装置構成 センサーユニット
電源ユニット
バッテリー
三脚&アーム
USB付パソコン
迅速な残留応力測定
イメージングプレートによる二次元検出器とcosα法を組み合わせた装置により短時間で精度の高い測定が可能です。
測定時間
現地計測:Max.20ポイント/日
試験室での計測:Max.40ポイント/日
測定精度
cosα法により最大125回折/ポイントでの多点測定が可能であり、測定精度・信頼性を確保しています。
応力測定精度
4点曲げ試験による本装置の精度検証の一例を示しますが、歪ゲージの測定値とほぼ同じ値となっています。
また、精度低下の主要因の一つである結晶粒の粗さに起因する誤差については、揺動装置を組み込むことにより粒の影響を低減する仕様としています。
測定事例(現地計測)
大型構造材の現地測定例を示します。
従来装置では測定が難しかった垂直面や天井、狭小空間も自在に設置できます。
また、人体に有害である照射X線も従来装置より低出力であるため、防護カバーを設置できない状態でも半径2mの管理区域を設けるだけで済みます。
X線照射中はオペレーターが近くで監視していますので、誤って人が立ち入っても被爆しないよう緊急停止致しますのでご安心ください。
測定事例(小型部品)
自動車部品をはじめとした各種部品の応力を計測いたします。
製品管理、熱処理・表面加工処理条件の比較など様々なご要望にお応えします。深さ方向の測定も、最小10μmから対応いたします。
作業の流れ
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- No.62(2020年1月)粗大結晶材料のX線法による残留応力測定
- No.55(2018年4月)構造物の残留応力計測サービス ストレスクイッカー®
- No.41(2014年10月)オンサイト残留応力測定「ストレスクイッカー®」 ~二次元検出器によるX線残留応力測定~
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