医薬品・食品異物検査ソリューション
NIR異物検査装置
近赤外線(NIR)3波長カメラを使って同色異物、水分量、腐敗などを搬送中に検査します!
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近赤外(NIR:Near-InfraRed)の3波長の測定を行い、検査員やカラーカメラでは視えない、成分の違いを検知。 同色異物、水分量、腐敗などを搬送中に検出します!
- 特殊なNIRカメラにより3つの波長成分を同時に検知してX線では視えない同色異物を検出
- 対象物にダメージを与えない非破壊検査
- 工場で搬送中の対象を瞬時に測定、排出信号や停止信号を出力
- 管理の要らない安全な光(近赤外線)を使用
- 異物だけでなく、水分量の違いや腐敗の検知も可能
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検査画面と条件設定画面
- 登録された物以外が検知されるとその画像を自動保存
- RGB色彩選別カメラとの併用で精度アップ
適用例
- 輸入材料に残存する異物
- 製造工程で残る樹脂
- 製造装置由来の異物
- 乾燥食品の水分量
- 食材の腐敗状態 など
異物検査例
乾燥野菜に混入したプラスチック片
異物
判定
判定
鮭フレーク(ふりかけ)中に混入した橙色樹脂
砂糖と塩の混合
検査装置の外観例
コンベア搬送されている食品中の異物を検査・除去する装置で、カメラの川下に排出機構を設置
(写真は近赤外3波長カメラとRGB色彩選別カメラの両方を搭載したモデル)
装置仕様の一例
検査装置のシステム構成例
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搬送幅 100mm 搬送速度 700mm/秒 異物サイズ φ1mm以上 異物種類 プラスチック、紙片、梱包ひも、段ボール、ゴムなど
AI(ディープラーニング)機能 ※オプション機能
AI(ディープラーニング)機能を追加する事により、近赤外3波長カメラと可視カメラの検査だけでなく、各カメラの画像を用いた精度の高いリアルタイム検査が可能となります。
この4種の検査を組み合わせる事により、従来技術では除去できない、フイルムなど透明度の高い異物や、糸状の細い異物の検知も可能となります。
※異物の検出性能はAI学習の内容により変わります。
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- No.61(2019年10月)【データサイエンス 特集号】AIを利用した画像検査システム
- No.56(2018年7月)【小特集:食品・バイオ評価技術】食品の異物検査装置 ~近赤外3波長カメラを用いた食品中の異物検査装置~
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