No.18「環境・エネルギー(5)」

No.18
環境・エネルギー(5)~環境プロセスの提案(排水処理)(1)~

製造メーカーが生産活動を行う際には、必ずといって良いほど、排水や排ガスが発生するため、適切な処理を行い環境中へ排出することとなります。以下に排水処理プロセスができあがるまでを例に取り、当社の取り組みを紹介します。

水質調査

水質汚濁による公害発生の原因となる一定の施設には排水基準が定められ、閉鎖性水域では更に厳しい上乗せ基準や総量規制等が課せられます。表に東京湾における排水基準の代表的な基準値を示しました。処理対象の排水に対し、排水基準に定められている項目の水質調査を実施します。水質調査をもとに、基準を上回る項目については処理法の検討を行います。

処理法の選定

通例、実験室規模にて、ターゲットとする項目について、いくつかの方法による処理実験を行い、それぞれ十分な効果の得られる条件を確認します。それらの結果をもとに、処理性能の安定性、設置規模、設備コストおよび運転コスト等の様々な因子を比較検討し、最も有望と思われる処理法を選定します。

スケールアップ

実際の設備が一定規模以上の場合、実験室規模の結果からいきなり設備を製作するのは困難です。通例、ベンチスケール、パイロットスケールの実証プラントを製作し、実際の排水を用いた連続処理実験をある一定期間行い、設備を設計するための詳細なデータ採取を行います。

設備設計・製作

得られたデータをもとに設計を行い、設備製作のための見積取得、業者選定(機器、土木、電気・計装等)し、工事管理および試運転を経て設備完成となります。
 当社は処理法の提案、試験による実証および設計業務等、それぞれのニーズに対するエンジニアリングサービスを行っています。

表 工場等の排水基準(排水量500m3以上、新設工場、東京湾)
表 工場等の排水基準(排水量500m3以上、新設工場、東京湾)

このページに関するお問い合わせはこちらから

  • お問い合わせ
  • ご依頼の流れはこちら

JFEテクノリサーチ株式会社 営業本部