No.62「陸送、航空輸送を模擬した振動試験」

No.62 知多ソリューション 特集号
陸送、航空輸送を模擬した振動試験
Vibration Test Simulating Land Transportation and Air Transportation

なぜいまこれが?

近年、陸送、航空輸送時の振動が、輸送梱包材、輸送材に与える影響が課題となっています。実際の輸送完了後に製品や部品へ不具合が出てからでは遅いので、事前に振動試験機を用いて輸送梱包材、輸送材の評価をすることにより、安定した輸送環境を整えたい、というお客様の要望が増えてきております。そこで、当社はそのお客様要望に応えるため、振動試験機を用いた、適切な振動試験方法の確立を研究開発いたしました。

これがポイント!

図1 減圧環境模擬装置イメージ
図1 減圧環境模擬装置イメージ

振動試験の背景として、従来は正弦波による一定周波数あるいは周波数掃引による振動試験が実施されてきましたが、現在は、実振動の再現に近いランダム振動を用いる試験が優先的に実施されるようになってきました。

陸送、航空輸送時の実際の振動は、各輸送ルート、輸送方法によってさまざまであるため、一概に適切な振動試験方法を決めることは困難です。そのため、複数のケースにおける実際の振動データを収集し、その得られたデータを解析していくことにより、お客様要望の輸送状況に合わせて、振動試験方法案をお客様に提案していく、という発想で研究開発に取り組んでおります。また、輸送時の外部環境(減圧、温度、湿度環境)も模擬できるよう、試験設備を開発・製作しております(図1)。

データ収集、解析、解析後のランダム振動波形による検証など、今現在行っている最中でございます。お客様に正式にご提案できる時期としては、2020年度内を目標としております。最終的には、お客様要望の輸送環境をヒアリング後、先述の通り、適切なランダム波形による振動試験により評価を行えれば、と思っております。その他、輸送試験以外の振動試験、治具製作も当社では行っておりますので、お気軽にご相談下さい。

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JFEテクノリサーチ株式会社 営業本部