No.62「振動試験中の多点同時計測」

No.62 知多ソリューション 特集号
振動試験中の多点同時計測 ~加速度・ひずみ・温度の測定~
The Measurement of Multichannel Signal During the Vibration Test

なぜいまこれが?

EV、HVなど環境対応車の普及が進む中、従来の内燃機関車にはない新たな部製品が開発されています。それらの耐久性評価のために振動試験は必須とされており、その需要は増加傾向にあります。また、振動に付随する諸現象の計測も現象理解に必要とされるようになってきました。

これがポイント!

EDX5000A
EDX5000A
加速度 32ch 電圧出力
ひずみ 8ch 加速度と排他利用
熱電対 8ch タイプK、タイプT

増設により最大入力64ch、
複数台同時計測も対応可。

図1 計測システム

当社が提供する振動試験は、単純な規格試験にとどまらず、治具製作や特殊環境への対応など多様なニーズに応えています。振動によって発生する供試品内部の変形や応力を推定するための加速度やひずみ、温度を数十チャネル同時に測定する体制づくりにも取り組んできました(図1)。これまでは、ひずみはひずみ測定器、加速度はFFTアナライザ、温度は別途データロガーなどとセンサ別に測定系を準備しなければならなかったこともあり、配線や設定、データ処理が煩雑になるほか、同期計測が難しいという問題もありました(図2)。この問題の解決を図るため、仕様の異なる信号にも対応した多チャネルロガー(共和電業EDX–5000A)を導入し、最大64チャネルの加速度、ひずみ及び温度を同時に計測することができる体制を整えました(図3)。32チャネル以下の計測の場合、サンプリング周波数は、200kHzと高速なため振動に付随する現象を取り逃がすことがありません。

図2 従来のシステム例
図2 従来のシステム例
図3 現在のシステム
図3 現在のシステム

センサ信号の記録だけでなく、3軸ひずみゲージを用いたロゼット解析にも対応しており、リアルタイム又は後解析で主応力やその方向などを出力することもできます。

加速度信号は電圧入力に対応しており、電荷出力型加速度センサを用いる場合には別途チャージコンバータ等の準備が必要です。

増設により最大64chまで対応可能な振動現象の理解・解析に役立つシステムです。まずはご相談ください。

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JFEテクノリサーチ株式会社 営業本部