No.63「環境関連触媒性能評価技術」

No.63 設備・プロセス 特集号
環境関連触媒性能評価技術
Evaluation of Catalyst Performance for Environmental Engineering

なぜいまこれが?

触媒は、化学反応速度を大きくするだけでなく、特定の物質だけを反応させたり、特定の物質だけを生成させたりする選択性を持っている物質で、エネルギー・鉄鋼・化学・自動車分野をはじめ、多くの産業分野で活用されています。

近年では、水素エネルギー社会の実現を目指した水素製造・利用、排ガスの浄化や、燃料電池、各種エネルギー変換プロセスにおいても触媒が使用されており、高性能触媒の研究開発、実証試験の取り組みが活発に行われています。

これらの新規触媒の有効性を検証するためには、実際のプロセスと同等の環境下における触媒の反応特性評価が不可欠です。

これがポイント!

写真1 ガス流通式触媒反応装置
写真1 ガス流通式触媒反応装置

触媒評価技術の概要

当社は、鉄鋼プロセスや環境エンジニアリング分野などにおいて、触媒反応・利用評価のための試験に数多くの実績があります。

これらの経験をもとに、高温プロセス反応試験に用いられる管状加熱反応炉を基本構成とした、ガス流通式触媒反応装置(写真1)を活用して、実際のプロセスを模擬した各種条件下における触媒の特性評価試験、被毒・劣化試験、耐久性試験などを実施しております。

表1に当社試験の特長を示します。お客様の目的に合わせて、水素、メタン、アンモニアなどのガスを用いて、幅広い試験条件下における触媒活性、劣化挙動、生成物分析などの各種触媒評価試験が可能で、長時間の評価試験にも対応するためガス自動分析装置を導入しています。

表1 触媒評価試験条件
当社の特長
各種ガスの触媒反応試験が可能 H2、CH4、NH3、O2、CO2、CO、NOx、SOx など
幅広い試験条件に対応可能 触媒量 0.5~5cc  ガス流量 0.01~10L/min
温度 室温~1500℃ 圧力 0.1~0.6MPa
長時間の評価試験に対応可能 ガス自動分析、温度・圧力等の安全監視機能

当社では、排ガス浄化、ガス改質、化学品の合成試験や水素エネルギー変換試験などの触媒反応試験の実績があります。また、お客様の目的に合わせた試験装置の設計・製作も行いますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

このページに関するお問い合わせはこちらから

  • お問い合わせ
  • ご依頼の流れはこちら

JFEテクノリサーチ株式会社 営業本部