No.65「「新生活様式」に向けたソリューション(2)」

No.65 「新生活様式」に向けたソリューション 特集号
「新生活様式」に向けたソリューション(2) ~サーモビューアによる気流の可視化技術~
Visualization of Air Flow using IR Thermography

なぜいまこれが?

空調設備には、より効率的で快適な環境を提供するため、温度のみならず気流を適切に制御することが求められます。気流の設計にはCAEが活用されていますが、その精度向上には実測値との照合が大切です。そのため、実際のオフィスなどで、簡単に精度よく気流が測定できる技術が要望されております。

また、新生活様式を実践する上で、ウィルス感染防止の観点から換気の重要性が指摘されております。空気のよどみを解消するため、あるいは人の咳や呼気の影響を把握するため、気流の可視化は欠かせない技術です。

これがポイント!

サーモビューアを用いるこの測定法は、空気の温度ムラをとらえ、その時間変化から気流の可視化を実現します。

図1
図1 "咳"の可視化
図2 室内気流と呼気の可視化
図2 室内気流と呼気の可視化

サーモビューアで空気の温度測定?と言われても、意外に思われるかも知れません。一般に使われている遠赤外帯のサーモビューアではなく、空気にわずかな感度のある中赤外(3~5μm)帯のサーモビューアを使います。ただし、中赤外帯のサーモビューアで単純に測定しても、背景の温度に紛れて微妙な空気の温度ムラはとらえられません。そこで当社では、独自の「短時間ロックイン解析技術」を開発することで、空気の温度ムラだけを抽出することに成功しました。

図1には人の咳の様子を、図2には室内の気流の様子を示します。本解析法により、呼気や気流が可視化できることがわかります。

当社の気流可視化技術は特殊な粒子やレーザ機器などが不要です。そのため、人のいる環境や大空間でも周囲を汚染させずに簡単かつ安全に可視化できます。さらに、独自の「リアルタイムロックイン解析技術」を使うと、その場で気流を観察することもできます。

当社では、気流可視化システムの販売とともに受託測定にも応じております。お気軽にご相談ください。

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JFEテクノリサーチ株式会社 営業本部