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No.76「高度物理解析サービス拡大」

No.76 物理解析の最前線特集号

高度物理解析サービス拡大〜中京地区のナノ材料評価ラボ〜
Expansion of Advanced Physical Analysis Services - ULV-SEM Laboratory Chita -

なぜいまこれが?

加速する自動車のEV化、自動運転化に対応するため、知多ソリューション本部(愛知県半田市)では、複合サイクル腐食試験機をはじめとした環境耐久性試験や高温油浸漬などの特殊環境試験設備の拡充を進めてきました。2021年9月に極低加速電圧走査電子顕微鏡(以下ULV-SEM)を、中京地区で初めて導入し、他の物理解析技術との組み合わせによる一貫したソリューションの提案が可能となりました。

これがポイント!

当地区では、ULV-SEMに加えて従来より導入済みの走査電子顕微鏡(SEM)、電子プローブマイクロアナライザー(EPMA)、X線回折装置(XRD)などの物理解析装置による総合的な材料解析サービスを提案しております。

ULV-SEMは、1kV以下程度の極低加速電圧で観察することで、従来のSEMでは分からなかった試料の極表層あるいはnmオーダーの微細構造に関する情報を得ることができます(図1)。知多地区に導入した最新のULV-SEMでは、検出感度の進歩から従来以上に微細な表面構造を観察することが可能です。さらに、微細構造を取得できる観察条件(低加速電圧条件)のままで元素分析を行うことができ、軽元素も高感 度で検出することができます。

当ラボでも、実験室でのお立会いはもちろん、巻頭に記載しましたように、お客様の会議室やご自宅などからの立会いも可能です。

当社では、各種機能材料に対する受託解析の経験をもとに、お客様の目的に合わせた様々な環境耐久性試験から、多くの分析装置を駆使した多角的な解析をご提案し、お客様の課題解決やご要望にお応えいたします。お気軽にお問い合わせ下さい。

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