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No.79「可搬型高速画像AIによる人物・物体検知システム」

No.79 最近の計測装置特集号

可搬型高速画像AIによる人物・物体検知システム
Portable High-Speed AI-Based Person/Object Detection System

なぜいまこれが?

近年、製品検査や工場・オフィスへの侵入者の立入検知といった検査監視業務は、業務効率化の観点からも要員を常時確保することは現実的ではなくなってきており、画像AIを用いた自動化・無人化が期待されています。しかし、画像AIの導入には、学習対象の画像をどう選定すれば良いか?、何枚集めるべきか?、見つけ出したい対象・行為をどうラベル付けすべきか?、などの技術的ノウハウが必要になります。また、その多数枚の画像を機械学習させる際の時間的コスト、高価なコンピュータの導入とその設置スペース(設置環境)の 制約といった多くの障壁が存在します。

当社では上記の障壁を一挙に解決し、それぞれのお客様毎のニーズに特化した画像AIを構築し、お客様にも扱いやすいハードウェアごとご提供することが可能です。

これがポイント!

学習済の画像AIは、高速な画像AIシステムに必須となるGPU( Graphical Processing Unit)を搭載し、耐塵・耐熱・耐振といった堅牢性にも優れた小型・軽量PCへ実装してご提供します。これにより、システムの設置場所制約が少なく、また持ち運びがしやすくなるため、現場での事前トライアルも容易となります。通常のコンピュータ同様、USB/IPカメラ、スマートフォン、タブレットなど様々な入出力形式に対応しているためお客様側ニーズに応じた周辺ハードウェアを選定いただけます。図1に画像AIのシステム構成例を示します。

当社では、画像AIの検知モデルとして判定したい画像をご提供いただければ、ラベル付けから機械学習までワンストップで実施し、求められる検出精度と速度に応じて画像AIモデルをカスタマイズします。図2に人物・物体検知の1例を示します。1秒間に30フレーム以上の速度で画像検知を実行することも可能です。さらに、必要な画像前処理と検知後の後処理ロジック(判定条件追加)も含めて提案します。

可搬型の画像AIのシステムをお考えの際は当社までお気軽にご相談ください。

検知実施例写真
図2 リアルタイム人物・物体検知実施例
(入出力にタブレットを接続)

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