材料の特性評価
自動車車体解体・構造・材料調査
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地球環境保護と衝突安全向上ニーズの高まりにお応えします
燃費向上の為の車体軽量化と、衝突安全性向上・運転性能向上の為の車体強化・剛性アップを両立させるため、自動車車体開発に際して様々な要素を高次元に達成する事が求められています。その基礎データとして、既存の自動車車体構造、材料選択(素材強度、表面処理の有無など)を調査する事は、大変重要です。
「JFEテクノリサーチの車体解体・材料調査」では、お客様の知りたい内容に的確にお答えするため、調査内容、項目を、お客様のニーズに合わせてご提案、選択・組合せる事が可能です。
車体解体調査作業の大まかな流れ
- 解体調査仕様(調査項目、手順)をお客様と相談の上、決定します。
- 対象車体を受け入れます。ホワイトボディ状態あるいは、実車での受け入れが可能です。
*足回り部品など走行可能な実車状態よりホワイトボディへの解体も実施可能です。 - 車体幅方向中央線で車体を2分割に切断します。
- 運転席側分割車体について、各部品ごとにスポット溶接部をドリル穴加工し部品単位まで解体します。
- 解体部品について、素材強度、メッキ処理の有無など、ご要望に応じて各種調査を実施します。
- 調査結果を車体全体として整理・集計するとともに、個々の解体部品調査データについても表形式にしてデータベース化します。
車体解体調査によって得られる情報:ご提供可能な主な調査項目
作業の流れ
車体解体調査作業の流れ
- 調査内容の仕様協議(ご依頼内容のヒヤリング)
- 調査対象車体の受け入れ
- キックオフ会議(必要に応じて、解体前サンプル採取が必要な場合など)
- 車体解体前調査項目作業(車体防錆仕様など、調査項目、解体前サンプル採取)
- 車体半割り、運転席側解体作業
- 解体部品に関する調査作業
- 解体部品検証会
(必要に応じて、解体状況をお客様も確認、調査内容・対象部品について再度確認) - 解体部品素材調査(素材組織、表層断面観察、素材硬さ、素材引張試験など)
- 解体部品素材判定(公称板厚、強度区分、メッキ有無など)
- 解体調査結果のご報告
調査結果報告書、解体部品御返却に際し、車体再組み上げも可能
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- No.70(2022年01月)自動車部品を対象としたリバースエンジニアリング技術
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