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2021年12月16日
赤外線カメラを用いた気流可視化技術がエンジニアリング功労者賞を受賞
JFEテクノリサーチ(株)は、赤外線カメラ(サーモグラフィ)を活用し気体の流れを可視化する技術を発表しエンジニアリング功労者賞を受賞しました。
新型コロナウィルス感染症の拡大をきっかけに、咳やくしゃみ、室内の空調などによる気流の可視化と管理に注目が集まっています。従来、行われていた数値シミュレーションは、結果が実測値と一致しているかどうかの検証が困難であったり、レーザ光を用いた気流の可視化手法は人体に対する安全性の面で使用が難しかったりと、最適な手法の選択に対し様々な課題がありました。
弊社では赤外線カメラ(サーモグラフィ)で対象物を撮影し、その画像をコンピュータ解析するだけで、従来法よりも手軽かつ安全に気体の流れを可視化できる独自技術を世界で初めて開発しました。
本技術を用いることにより、従来、可視化が困難だったエアコンの気流や人の呼気の様子などが容易に可視化できるようになった点が高く評価され、このたび一般財団法人エンジニアリング協会の主催するエンジニアリング功労者賞を受賞致しました。
当社では、他社に無い独自技術の開発を通じ、感染症拡大防止や、新しい生活様式の中の様々な課題解決をサポートし、社会に貢献致します。
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