化学分析
抗菌性評価試験/抗カビ性試験
JFEテクノリサーチの抗菌性試験および特徴
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- 抗菌性試験は大腸菌、黄色ブドウ球菌等で行います。他の菌株でも実施していますのでご相談下さい。
- 各種鋼板、塗装鋼板、光触媒素材および樹脂板など無機系、有機系の広汎な材料の評価が可能です。
- 材料の機器分析や電子顕微鏡などを用いた表面分析と組み合わせての評価が可能です。新規製品の開発の他、材料のばらつき管理や生産・品質管理に適用可能です。
- 抗菌性ステンレス鋼の開発など各種素材・材料の抗菌性評価には長年の実績と蓄積があります。
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抗菌性の評価方法
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抗菌性評価に使用する菌株(保有株)
- 黄色ぶどう球菌(Staphylococcus aureus subsp.aureus NBRC12732)
- 大腸菌(Escherichia coli NBRC3972)
他の菌株でも実施していますのでご相談下さい。
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対象製品と試験規格
- プラスチック製品、金属製品、セラミックス製品⇒JIS Z 2801 5.2項
- 繊維製品⇒JIS L 1902
- 光触媒加工ファインセラミックス製品⇒JIS R 1702およびR 1705
- 粉末、液体製品⇒日本化学療法学会におけるMIC測定法(MIC:最小発育阻止濃度)
- バイオセーフティーレベル1及び2の微生物取り扱いが可能です。
評価例(ステンレス鋼の抗菌性評価結果:大腸菌を使用)
大腸菌を含む液をステンレスに一定時間接触後、寒天培養抗菌ステンレスに接触した液では大腸菌がほぼ死滅
JFEテクノリサーチの抗カビ性試験および特徴
「抗カビ性試験」では、JIS Z 2911を基本として様々な工業製品や材料、例えばプラスチックやガラス、ゴム、鋼板、布など幅広い抗カビ製品の性能評価を行っております。
試験には、Aspergillus niger(クロコウジカビ)・Penicillium citrinum(アオカビ)・Cladosporium sphaerospermum (クロカビ)などを単一、或いは混合して用います。
製品の種類や形状、使用するカビの種類など、どうぞお気軽にご相談・お問い合わせ下さい。
壁・床などの建築部材、或いは食品に発生するカビの同定検査なども行っております。併せてご利用下さい。
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土壌や空気中から検出されることから、JIS Z 2911などの抗カビ試験用に広く用いられるカビです。
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土壌・空気中・木材・植物・飼料・風呂目地などから検出されます。ハウスダストなどからも検出されるカビです。
本方法では、カビを寒天培養する為、試験に7日~14日程度、カビの種類によっては1ヵ月を要しました(写真1,写真2)。
作業の流れ
関連ページ・関連リンク
- 抗菌・抗カビ性評価試験 [事例集PDF]
- 可視光応答型光触媒材料の抗菌試験 [事例集PDF]
JFE-TEC Newsバックナンバー
- No.56(2018年7月)【小特集:食品・バイオ評価技術】抗菌・抗カビ試験の迅速化
- No.30(2012年1月)抗菌・抗カビ性評価試験 ~各種製品に対応した抗菌・抗カビ性の評価~
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