No.35「計測可視化技術（１）」

2012年1月に発足した計測・可視化解析センターは、赤外線サーモグラフィ、音響振動、超音波、画像処理技術などの計測・評価技術を核として、主にお客様の「ものづくり」の現場における内質変化や欠陥等を測定、解析、「可視化」することにより不具合解決を支援してきました。

高精度赤外線カメラに信号処理技術を組み込んだ最新の非破壊欠陥検査を中心に計測・可視化解析技術について紹介します。

高精度赤外線カメラによる欠陥検査

このように高精度赤外線カメラにアクティブ信号処理を加えて、見えにくい現象を「可視化」することに挑戦しています。

計測・可視化解析技術による問題解決

赤外線カメラ以外の先端的な「可視化」技術の一例を示します。

① SurfTRiDY	自動車用鋼板、樹脂、フイルム等の表面歪み分布を光学的に高速で測定することができます。
② 遠隔監視システム	測定データとモニタ画像を同時に「いつでもどこでも」監視することができます。
③ XGrain	フェライト結晶画像から「粒界部」を自動的に抽出します。

以上のように、お客様の課題を解決するユニークな技術と専門家が揃っています。デモ測定も受け付けておりますので、ぜひ一度声をおかけ下さい。