No.50「【Topics】MOU締結」

この度CAMPO、N3Plusと当社はMOUを締結しましたのでご紹介いたします。

CAMPOはブラジルの農業コンサルタント、化学分析を主な事業とする会社です。ブラジルは半乾燥気候であり土地は痩せ、酸性が強く供物栽培に不適切な「閉ざされた土地」と呼ばれる広大な土地があります。この土地を改良して大豆の大生産国にした事業があります。1974年当時の田中角栄総理がブラジルに訪問し「共同宣言」してから始まった「日伯セラート農業開発協力事業」です。この大事業に最初から係りを持ち、成功の大きな役割を果たした会社です。この事業も一段落して、新しい事業として医薬品分析や環境分析への展開を考えており、当社とコンサルタントとして参加のN3Plusとで首都ブラジリアのパラカツにある分析拠点へ9月に訪問して、技術交流へ向けた交渉を行ないました。交渉の結果、新事業へのサポートを行なうこととなり、今回のMOU調印式を当社にて執り行うこととなりました。

調印式にはCAMPOのEmiliano社長、Saeki顧問弁護士、Tsutsui諮問委員の3名、N3Plusの川合社長、駒村顧問の2名が参加され、2016年10月5日当社本社にて、合意事項（①CAMPOとの技術交流、②CAMPOの新事業への技術サポート）について3社で確認をして、MOU書類へのサインが行なわれました。

今後はNDAの契約を3社で行ない、具体的な活動が進みますが、会社の枠を超えて、日本とブラジルの両国の発展に寄与できればと考えております。