No.65「「新生活様式」に向けたソリューション(3)」

No.65 「新生活様式」に向けたソリューション 特集号
「新生活様式」に向けたソリューション(3)~次亜塩素酸水による種々の金属の腐食~
Corrosion of Various Metals with Hypochlorous Acid Water

なぜいまこれが?

新型コロナウィルス対策として、手指の洗浄、消毒の徹底が重要視されています。2020年4月~6月にかけて実施されたNITE(製品評価技術基盤機構)の調査により、アルコールに代替する消毒方法として、各種界面活性剤に加え、次亜塩素酸水の有効性が確認されました。もともと厚生労働省により食品添加物として認可されていることもあり、現在市場に広く普及していますが、今まで以上に用途が広がることが想定されます。一方で、金属製品に対する腐食の影響については明確に確認されていないことが多く、より詳細なデータを取得するニーズが高まってきています。

これがポイント!

次亜塩素酸(HClO)は強い酸化力を持つとともに、一部が分解して塩化物イオン(Cl-)を生成することが知られております。こういった性質が金属の腐食を促進する可能性があります。一方で、次亜塩素酸水を用いる腐食試験については、現時点では試験が規格化されておらず、定まった試験方法や、評価方法が無いというのが現状です。

図1 半浸漬試験(開始から4日後)
図1 半浸漬試験(開始から4日後)
図2 噴霧試験(手吹きスプレー式)
図2 噴霧試験(手吹きスプレー式)
図3 残留塩素測定
図3 残留塩素測定

当社では、お客様とのお打合せの中で使用環境等ヒアリングし、ご要望、目的に沿った試験方法および評価方法をご提案いたします。試験方法としては、各種金属試験を実施した豊富な経験に基づき、浸漬試験(図1)、噴霧試験(図2)といった腐食試験や、次亜塩素酸水中での金属の腐食特性を調べる電気化学試験など、様々な試験方法に対応いたします。また、吸光光度法方式の残留塩素計を用い、より定量的な評価を行うことが可能です(図3)。

コロナ禍でますます普及が予想される次亜塩素酸水の「困った」について、是非お手伝いさせて頂ければと考えています。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

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