No.66「原子力施設を対象としたガイドラインに基づく数値解析」

No.66 数理ソリューション 特集号
原子力施設を対象としたガイドラインに基づく数値解析 ~原子力施設における許認可申請等に係る解析業務の品質向上ガイドラインに基づく解析業務~
Numerical Analysis Based on Guideline for Nuclear Facilities

なぜいまこれが?

原子力施設の建設や維持管理の側面を支えている数値解析は、今や不可欠な要素となっています。それゆえに、条件設定の誤りや、結果の誤記載等の不適合を未然に防止することが重要課題となります。品質マネジメントシステムを構築し、透明感のある高品質な解析結果を提示することが要求されています。

これがポイント!

図1 飛来物の架構への衝突
図1 飛来物の架構への衝突
図2 数値解析実施体制
図2 数値解析実施体制
図3 客観的なチェック
図3 客観的なチェック

当社では、長年培った数値解析技術に加え、品質のマネジメントシステムで信頼性を確保した数値解析結果を提供しております。原子力設備の場合には、「原子力施設における許認可申請等に係る解析業務の品質向上ガイドライン(JANSI-GQA-01)」に代表されるような要求事項と、当社の品質マネジメントシステムを融合させ、極めて厳格な品質管理の下で、数値解析結果を提供いたします。

原子力設備に係る過去の解析事例を示します。図1は、架構に飛来物が衝突したときの事例です。解析結果としては、架構のひずみや変位量、また架構を支えるアンカーボルトの破断の評価を実施したものです。図2のように、解析の実施にあたり、数名のメンバーでチームを作ります。新たな解析手法を適用する場面や、解析結果を評価する場面ではメンバーでデザインレビューを実施し、記録を残す運用をしています。また解析ソフトに入力する条件や入力値は複数名でチェックをし、間違いがないかを客観的に確認をしています(図3)。解析結果の検証の際は、必要な解析結果を抽出するだけでなく、あらゆる角度からの検証や、類似解析の計算結果との比較等により、結果の妥当性確認も行います。お客様から数値解析の依頼を受けたその日より、数値解析の入力条件から、計算結果に至るまで全てをオープンにし、客観的な立場で精査しながら数値解析を進めて参ります。原子力に限らず、品質保証を伴う数値解析のご要望があればお気軽にお声がけください。

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JFEテクノリサーチ株式会社 営業本部