No.75「研究開発に対応した特殊環境試験」

なぜいまこれが？

カーボンニュートラル（CN）の実現に向け、電気自動車（EV）や水素利用などに関する開発が盛んになっています。これらの技術に使用される材料が適用される環境は多様化し、それにともない材料の耐久性、信頼性を評価する需要はますます高まっています。

これがポイント！

【オートクレーブ（図1）】

高温高圧の水素ガス（～230 ℃、～10MPa）への暴露試験ができ、材料への水素吸収量の測定や耐水素脆性の評価が可能です。また、有毒の硫化水素ガスを含む環境での腐食試験が可能で、地層を模擬した環境に対する耐食性を評価できます。

【液体浸漬試験】

高温油への浸漬試験が可能で、EVモータに使用される電磁鋼板の絶縁被膜のオートマチックトランスミッションオイル（ATF）に対する耐久性を評価できます（図2）。その他、強酸、強アルカリ環境など特殊環境への浸漬試験が可能です。

この他にも特殊な試験評価ニーズにお応えしていますので、お気軽にご相談ください。

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