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No.80「丸棒引張試験片のシルエット計測による応力三軸度評価」

No.80 構造ソリューション特集号

丸棒引張試験片のシルエット計測による応力三軸度評価~引張試験時のシルエット画像から応力三軸度の評価が可能です~
Evaluation of Stress Triaxiality by Silhouette Images Analysis During Tensile Test

なぜいまこれが?

例えば大規模災害発生時の構造物倒壊といった大事故を防ぐためには、応力集中部の応力状態(応力三軸度)や延性き裂発生限界を事前に把握しておくことが重要です。それらの評価のためには局所変形を考慮した強度評価が必要です。

これがポイント!

応力集中部の局所変形を考慮した強度評価には真応力-真ひずみが用いられます。当社では引張試験中の断面シルエット画像より局所変形部の曲率(R)および最細部径(2a)を計測し、真応力-真ひずみや応力三軸度を測定いたします(図1)。直行二方向からの同時計測による材料異方性を考慮した評価が可能です。

切欠付き丸棒試験片の評価事例を紹介します(図2)。切欠半径が小さい(=応力集中が高い)方が応力三軸度は大きく、低応力で延性き裂が発生しました。

通常の丸棒試験片、非鉄材料等でも試験可能です。さらに、取得データを用いたCAE*1解析も当社で承ります。まずはお気軽にご相談ください。

*1) Computer Aided Engineering

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