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No.62 航空イメージング分光測定装置による地上のハイパースペクトル測定

"KTEC News"は、旧・川鉄テクノリサーチ(株)が年4回発行していた小冊子です。バックナンバーとして掲載しておりますが、現在お取り扱いしていない製品・サービスの場合もございますので、ご了承ください。

図1は航空イメージング分光測定装置(製品名:ASIA Eagle)を用いて、東京都荒川区上空1000mから地上のイメージング分光データ(ハイパースペクトル)を測定し、波長790nm、695nm、510nmの光の強度をそれぞれR、G、Bの値として擬似カラーで表示したものです。図2はその部分拡大表示、図3はAで示される位置の分光スペクトルです。装置には、図1で示される役1000×2000の点の全てに対して、図3のようなスペクトルデータが記録されます。
本測定装置は分光器としてSpectral Imaging Ltd社のImSpectorを用いており、1回の露光で1次元の位置情報と波長情報を取得するとともに、位置情報を精度良く補正するため、GPSおよび飛行姿勢センサ(INS)のデータを取り込みます。本装置により、上空1000mから地上を測定幅1000m、空間分解能約1m、波長分解能2nmで分光データをリアルタイムで測定することができます。
本測定装置は、従来の画像測定用リモートセンシング装置に較べて格段に波長分解が高く、地上のより詳細な特徴量抽出が可能であり、特定の植物の育成状況の調査、採鉱など多方面の応用が期待されております。

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