物理分析
Cs補正STEM-EDXを用いた
自動車燃焼排ガス触媒用貴金属微粒子の担体上の分布
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自動車排ガス浄化触媒の形態を原子スケールで観察
- 自動車用の排ガス浄化触媒(触媒粒子・助触媒・担体)では、数nm程度の貴金属・金属微粒子が酸化物上に担持されています。触媒のサイズ、分散状態や、結晶構造を原子スケールで解析した例をご紹介します。
- 燃料電池や化学センサーに使われる貴金属・金属触媒の微細構造も観察できます。
- 超微粒子のコアシェル構造、ドメインごとの原子配列の観察も可能です。
観察事例
Cs補正STEM(収差補正型走査透過電子顕微鏡)を用いると、触媒(触媒粒子・助触媒・担体)のサイズや分散状態などの微細構造を原子スケールで観察できます。
- 排ガス触媒(Rh/CeO2/Y2O3-ZrO2)中のCeO2の表面に、2nm程度の結晶性のRh微粒子が観察できました。
試料ご提供:名古屋工業大学 羽田政明准教授
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