JFEテクノリサーチの
フェロー紹介(占部 俊明)
フェロー・博士(工学)材料、成形加工のスペシャリスト占部 俊明分野/材料、成形加工
素材から加工を経て製品の使用まで、
一貫で現象を検証するマルチスケールなソリューションを提供します
自動車の軽量化に貢献すべく、車体およびシャシー部品用高強度鋼板の開発と、プレス成形や溶接に纏わる適用課題や、最終部品の諸特性向上への実用化提案に長年従事してきました。
工業製品の開発・生産では、マスプロダクションを前提とした素材から加工に至る一連の経済的な生産と製品性能の安定性を保障しておくことが重要です。
素材の本質を理解し、製品の最新加工工程の解析や製品性能の評価に至るまでマルチスケールな視点で現象を検証できるような評価・解析のソリューションをご提供し、安心いただけるパートナーを目指します。
- プロフィール
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占部 俊明うらべ としあき
材料、成形加工 博士(工学)東京工業大学大学院修了
1991年~1993年 カナダ McGill University
2004年 博士(工学)取得
2013年~2015年 JFEスチール(株)薄板加工技術研究部長
2015年~2023年 JFEスチール(株)主席研究員
2023年~ JFEテクノリサーチ(株) フェロー日本塑性加工学会 理事(2017~2018年)
日本鉄鋼協会 生産技術部門自動車用材料検討部会 幹事(2004~2006年)
日本鉄鋼協会 育成部門委員会 技術講座WG主査(2015~2018年)
自動車技術会 材料部門委員会 委員(2003~2007年)
World Auto Steel World Steel Association Member(2016~2023年)
東京工業大学非常勤講師(2013~2022年)
東北大学非常勤講師(2016~2018年)
受賞歴
- The Institute of Materials, Minerals & Mining (IoM3) : Charles Hatchett Award
- 日本鉄鋼協会 三島賞、西山記念賞、澤村論文賞(1995年、2002年)
- 日本金属学会 技術賞、技術開発賞(2000年、2001年、2002年)
代表論文
- Toshiaki Urabe, John J. Jonas:Modeling Texture Change during the Recrystallization of an IF Steel, ISIJ International, 34 (1994)5, p.435-442.
⇒論文閲覧(J-STAGE) - Fusato Kitano, Toshiaki Urabe, Takeshi Fujita, Katsumi Nakajima, Yoshihiro Hosoya:New Type of IF-High Strength Steel with Superior Anti-secondary Work Embrittlement, ISIJ International, 41 (2001)11, p.1402-1410.
⇒論文閲覧(J-STAGE) - 占部 俊明,細谷 佳弘:自動車用高強度冷延鋼板の現状と展望, 日本塑性加工学会論文誌 46 (2005)534, p.560-564.
⇒論文閲覧(CiNii) - 岩間 隆史,山﨑 雄司,占部 俊明:外板パネルの面ひずみ,耐デント性におよぼす材料特性,成形条件の 影響, 自動車技術会論文集 45 (2014)4, p.745-750.
⇒論文閲覧(J-STAGE) - 堺谷 智宏, 佐藤 健太郎, 玉井 良清, 小峯 慎介, 中垣内 達也, 占部 俊明:980MPa 級高張力鋼板の軸圧壊変形における破断現象, 自動車技術会論文集 52 (2021)1, p.197-202.
⇒論文閲覧(J-STAGE) - T. Urabe: "High Formability Steel", In: Francisca G. Caballero (ed.), Encyclopedia of Materials: Metals and Alloys. Oxford: Elsevier, vol. 2 (2022), p. 3-11.
⇒論文閲覧(ScienceDirect)
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