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No.55「社会インフラ構造物の腐食防食ソリューション技術」

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No.55(2018年04月)
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No.55 インフラ評価技術 特集号

社会インフラ構造物の腐食防食ソリューション技術
Innovative Solutions of Corrosion and Corrosion Protection for Social Infrastructures

JFEテクノリサーチでは、長年蓄積した腐食・防食分野でのソリューション技術を結集し、(1)社会インフラ構造物の腐食劣化評価、(2)腐食環境調査・腐食モニタリング、(3)腐食原因調査や腐食解析、(4)構造物用材料の耐久性評価などの業務を行っています。これらに加えて分析・解析技術や非破壊検査技術を本分野へ適用することにより社会インフラ構造物の腐食・防食問題に対するトータルソリューション技術を提案していきます。

社会インフラ構造物の腐食・防食分野では、橋梁、鉄塔、埋設構造物などに対して、めっき・塗装調査(膜厚、色差、付着強度など)、鋼構造系評価(残存板厚計測、耐候性鋼さび評価など)、コンクリート系構造物評価(中性化、塩化物イオン浸透深さ、鉄筋の腐食状況調査)などの現地調査、また構造物の周辺腐食環境調査(大気、河川水、海水、地下水、土壌など)や各種腐食センサを利用した腐食モニタリング・解析による腐食性判断が可能です。

これらを現地環境・材料によって組み合わせて調査することで構造物の腐食の観点から将来における健全性の考え方などを明確にすることが可能です。

またこれら基本技術以外に、現地計測可能な赤外線カメラ鉄鋼材料分析などの非破壊技術や、構造性能試験を組み合わせる事により、幅広い調査・考察が可能です。現地構造物に異常や特異な腐食部位が見られた場合には、その材料の一部や腐食生成物をラボでの分析(SEM、EDX、XRDなど)形態観察(マイクロスコープなど)から腐食原因の推定・そこから得られる腐食回避策などがご提案できます。

またこれから使用する材料をご検討される場合も、腐食促進試験水素脆性評価電気化学計測数値解析による適用性評価も可能です。腐食・防食分野の豊富な経験を積んだ専門家がご構想段階からお話させて頂きますので、お気軽にご相談下さい。

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