JFE-TEC News
No.72「振動装置を活用した多様なサービス」
JFE-TEC News No.72号 新評価装置・新サービス特集号 記事一覧
No.72 新評価装置・新サービス特集号
振動装置を活用した多様なサービス
Various Technical Service Using Vibration Shaker
なぜいまこれが?
振動試験は、耐久性評価や振動解析に不可欠とされ、破損や変化の有無の検査に多く活用されています。振動によって供試品に生じるダメージを把握できれば、より高次元の課題達成に役立つはずです。
当社では、お客様の設計・開発や問題解決に有用な、振動試験と併用可能な様々な計測評価技術サービスをご提案いたします。
これがポイント!
【大電流通電システム】
16kW級DC電源システムの導入により、 EV用パワーケーブルやコネクタ・バスバなどに500Aもの大電流を安全に印加できるようになりました(図1)。振動負荷と温湿度サイクル負荷を同時に印加でき、さらには温度変化や電圧降下・瞬断発生などの同時計測も実現します。
【デジタル画像相関法によるひずみ計測】
図2は、電子基板及びDCDCコンバータの計測例です。高性能高速度カメラによるステレオ撮影と画像解析で、振動中の電子部品やバスバの微小な変位・ひずみ分布を数値化・可視化します。このように得られた現実の振動挙動をコンピュータシミュレーションや実験モード解析の結果と比較評価することができます。
【その他】
振動試験を正しく実行するためには加振機の振動が供試品まで正確に伝達される必要があります。そのためには、固定用のジグが意外と重要で、弊社では設計段階の3D解析などにより、信頼性の高いジグを設計・製作いたします。
また、加速度・ひずみ・温度など様々なセンサの多チャネル同期計測、実稼働解析、実験モード解析、大型供試品・大変位振幅振動試験にも対応いたします。
このほかにも特殊な試験評価ニーズにお応えしていますので、お問合せください。
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