電池およびキャパシタの解体調査
電極中水分測定
リチウムイオン電池の電極中水分量測定を大気非暴露下で実施いたします。
リチウムイオン電池内の水分測定の必要性
- リチウムイオン電池では、電池内における水分の存在により劣化が促進されます。そのため、水分量の把握は、電池の長寿命化を検討するうえで重要な項目の1つとなっています。
水分測定用試料の採取
- リチウムイオン電池の解体、対象とする電極試料の採取までをアルゴン置換雰囲気下にあるグローブボックス内で行います。
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試料採取用グローブボックス
(アルゴン雰囲気) -
電極を取り出して細かく切断 -
水分試料運搬用セル
微量水分測定装置による測定
- 微量水分測定装置の試料導入部にグローブバッグを取り付け、アルゴン置換雰囲気下にて試料を装置に導入し測定を実施します。
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微量水分測定装置
カール・フィッシャー法(電量滴定方式) -
グローブバッグ装着位置
(赤破線箇所にグローブバッグを装着)
- 検出下限はH2Oとして1μg※です。
※採取した試料量により含有量の検出下限は異なりますのでご注意ください。
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