バイオマスの利用と評価
メタン発酵受託試験
ページ内メニュー
長年蓄積された豊富な経験・知識を基に、お客様でのメタン発酵処理の課題解決を支援いたします。
メタン発酵処理による省エネルギーシステム検討をお手伝いします
-
メタン発酵とは
メタン発酵は、利用されずに廃棄されているバイオマスの有効活用手法のひとつであり、(1)有機物からメタンガスとしてエネルギー回収ができる、(2)廃棄物の減容化ができる、(3)非燃焼方式で有害物質が発生しない、等の利点を有しています。
お客様の原料でメタン発酵が可能であるか、適正な発酵処理条件は何か、といった疑問に、多系列・自動化されたメタン発酵試験装置を用いて、迅速に試験を行いお応えします。
-
業務内容
下水汚泥を中心に、畜産廃棄物、食品廃棄物等の各種バイオマス原料を用いたメタン発酵試験の実績がございます。
(1)お客様がご希望の原料でメタン発酵が可能であるか、(2)適正な発酵処理条件は何か、といった疑問に、豊富な経験・知識を基にお応えします。
実設備の設計および建設に関してご希望があれば、JFEグループのプラントメーカーを紹介することも可能です。
多系列・自動化メタン発酵バッチ試験装置
-
発酵槽は6系列あり、複数試料間のガス発生量の比較や前処理条件の比較等を行うのに適しています。発酵槽上部の撹拌部は完全シール化されており、ガス漏れ等の心配もなく精度よく発生ガス量を計測可能です。CO2吸収ユニットで、メタン発酵ガスに40%程度含有するCO2を吸収し、メタンガスのみを後段の自動計量器で計測し自動集計ソフトでデータ保存します。発酵槽の仕込み以降は、全て自動化されており、効率的に試験遂行出来ます。
規模 1.5L/基×6基/恒温槽 温度 35~55℃ その他 原料投入(手動によるバッチ投入式) -
動画配信中!
-
バッチ式試験装置
小規模バッチ試験による適正発酵条件の調査
規模 2L/基×4基/恒温槽 温度 35~55℃(定温制御) その他 原料投入(手動によるバッチ投入式) -
連続式試験装置
適正条件による長期安定性確認の連続発酵試験
規模 20L/系列×2系列/基×2基 温度 35~55℃(定温制御) その他 自動原料投入可(但し、流動性原料のみ)
実績例
メタン発酵試験の原料別実績例
- 下水濃縮汚泥
- 畜産廃棄物(畜糞、畜舎使用済み資材等)
- 食品廃棄物(茶粕、コーヒー粕、花き等)
作業の流れ
関連リンク・関連記事
- 多系列・自動化メタン発酵装置試験 [事例集PDF]
- 乾式メタン発酵試験技術 [事例集PDF]
- メタン発酵試験~各種バイオマス原料のメタン発酵適用評価試験~ [JFE-TEC News]
JFE-TEC Newsバックナンバー
- No.63(2020年4月)バイオマス原料の有効利用技術の評価 ~原料に適したメタン発酵法または直接燃焼法の選定・評価~
このページに関する
お問い合わせはこちらから
- JFEテクノリサーチ株式会社 営業本部
- 0120-643-777