電磁鋼板のグレード調査

発電用大型モータから家電用小型モータまで、製品を分解し、磁気特性、硬度、化学成分、組織など一連の調査からJIS相当のグレードを推定いたします。

国内・海外製モータの材料グレードの把握や使用材料面からのベンチマーキングなどモータ性能改善のための調査を支援いたします。

電磁鋼板のグレード調査事例

製品モータの解体による使用材料の特性評価

大型モータから小型モータまで分解

モーター分解

モータは主にステータ(固定子)、ロータ(回転子)から構成され、そのコアには電磁鋼板が使用されています。最近では高効率、低損失化に伴い永久磁石が埋め込まれたIPM(インテリア・パーマネント・マグネット)モータの適用範囲も拡大しています。

当社ではモータに組み込まれているコアを損傷なく取り出すことにより、使用されている電磁鋼板の特性の評価が可能になります。

使用されている電磁鋼板の特性評価

磁気特性、成分組成、機械的特性および層間被膜の特性(膜厚、層間抵抗)などを測定することにより、使用されている電磁鋼板のグレードを推定いたします。

各種モーターの使用材料面からのベンチマーキングなどモータ性能改善のための調査を支援いたします。

無方向性電磁鋼帯のJIS規格例(JIS C 2552)
規格 板厚
(mm)
鉄損 W15/50
(W/kg)
磁束密度 B50
(T)
35A210 0.35 2.10以下 1.60以上
35A300 0.35 3.00以下 1.60以上
50A230 0.50 2.30以下 1.60以上
50A400 0.50 4.00以下 1.61以上
50A1000 0.50 10.00以下 1.69以上
65A1300 0.65 13.00以下 1.69以上

W15/50 :周波数50Hz、最大磁束密度1.5Tにおける鉄損
B50 :磁界の強さ5000A/mにおける磁束密度

方向性電磁鋼帯のJIS規格例(JIS C 2553)
規格 板厚
(mm)
鉄損W17/50
(W/kg)
磁束密度 B8
(T)
23P090 0.23 0.90以下 1.85以上
27R095 0.27 0.95以下 1.85以上
27P110 0.27 1.10以下 1.85以上
27G120 0.27 1.20以下 1.78以上
30G130 0.30 1.30以下 1.78以上
35G145 0.35 1.45以下 1.78以上

W17/50 :周波数50 Hz、最大磁束密度1.7Tにおける鉄損
B8 :磁界の強さ800 A/mにおける磁束密度

モータ解体

自動車用燃料ポンプのロータコアの取り出し例

(1)燃料ポンプ全体 (2)ロータ部取り出し (3)ロータコア取り出し

磁気特性試験例

交流磁気特性測定

測定試験片 リング状試験片切り出し、励磁コイル、検出コイル巻線
測定項目 板厚、鉄損、磁束密度測定

板厚、鉄損、磁束密度からグレードを推定いたします。

ローターコアからリング片切り出し
ローターコアからリング片切り出し
磁気特性測定試験体
磁気特性測定試験体

 

モータ評価の実績

  • 自動車用各種モータ (HEVモータ(ハイブリッド車用モータ)、オルタネータ、燃料ポンプ等)
  • 発電機モータ
  • 家電用各種モータ

作業の流れ

作業の流れ

このページに関するお問い合わせはこちらから

  • お問い合わせ
  • ご依頼の流れはこちら

JFEテクノリサーチ株式会社 営業本部