解析・評価可能な対応例
レーザーアブレーション誘導結合プラズマ
質量分析法(LA-ICP-MS)による電池構成部材の分析
電池構成部材(正極材・負極材)の劣化・故障解析および、品質管理ツールとして有効です。
LA-ICP-MSの特長と仕様
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LA-ICP-MSは、レーザーアブレーション技術(LA)とICP- MSの連結により、固体直接分析に対応しております。
特徴
- 迅速な高感度分析
- 局所、深さ方向の分析が可能 (任意の位置に限定した測定が可能です。)
- 前処理がほとんど不要で、非破壊に近い分析
- 溶解困難な固体試料も直接分析可能
- 広範な測定濃度域( %~ppm)
- 多元素同時分析
- 試料を大気非暴露(不活性雰囲気下)でセット
対象元素:Li~U(ガス成分を除く)
分析事例:ボタン電池正極材(MnO2)の元素分布分析(マッピング分析とライン分析)例
異なる状態の正極(MnO2)におけるLi 濃度分布の違いを観察することができます(図1、2)。
(測定例:(1)新品、(2)使用済み品、(3)急速放電品の3種類の比較)
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