耐候性評価

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大気暴露試験(JIS Z 2381)

実際の暴露環境による劣化を評価いたします。
気温、湿度、塩分量、降雨量などの環境が異なる各地での評価が可能です。

  • 下記に示す種々の環境において、暴露試験を実施することができます。通常のテストサンプルの他に、加工品や大型パネル等の暴露についてもご相談ください。
    また、暴露場の環境測定として、温度、湿度、塩分量、SOx量の測定や各種腐食センサ(ACM型腐食センサ電気抵抗式腐食センサ)による濡れ時間、腐食速度等、腐食環境の定量評価も可能です。

  • 地域 試験地域
    亜熱帯 沖縄・宮古島*
    温帯 千葉・銚子*
    冷帯 北海道

    *一般財団法人 日本ウエザリングテストセンター様試験場

北海道暴露試験

飛来塩分の影響をうける積雪寒冷地で屋外暴露試験を実施できます。

積雪寒冷地における暴露試験

積雪寒冷地における炭素鋼の腐食速度は、亜熱帯や熱帯地域と同等であると報告されています(e-ASIAプロジェクト)。 積雪下における長い湿潤環境が原因と考えられています。当社の北海道暴露場(石狩市厚田)は、飛来塩分の影響を受ける西海岸より約250mに位置し、冬期は積雪下のなか、強い西風にのって海塩の影響を強く受けます。また目の前を通る国道には冬期に凍結防止剤や融雪剤が散布されるなど、寒冷地特有の腐食評価が可能です。

冬期の過酷な腐食環境

気候区分は冷帯多雨気候型、JIS Z 2381大気暴露試験通則では、北海道の日本海側である「北海道・西」に区分されています。

飛来塩分量は冬期には200mg/m2/dayを越え、年間の合計量も沖縄暴露場(うるま市)に匹敵、もしくは上回ることもあります。最深積雪は100cmを超え、積雪下では高濃度の塩によって長期にわたり湿潤環境が続きます。冬期の腐食量は沖縄に比較し2倍に上ることもあります。

腐食量グラフ
北海道と沖縄の腐食量(Fe、電気抵抗式腐食センサ)

実施内容

  • 環境データ測定
    温湿度、飛来塩分量、硫黄酸化物量の測定
  • 腐食環境モニタリング
    腐食センサ(ACMセンサ、電気抵抗式腐食センサ等)、
    カメラ設置等による経時観察
  • 腐食解析
    腐食量調査や成分分析等の解析もお任せください。

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