CAE解析事例
食品製造プロセスにおける粉体流動解析
粒子と流体の連成解析技術を用いて、粉体プロセスの改善やトラブル対策を支援します
粉体を扱うプロセスの中には、流体との相互作用を伴うものが多くあります。そのようなプロセスの改善やトラブル対策の検討には、粒子挙動を加味した流体解析が有用です。
当社では、粒子-流体混相流の数値解析技術を活用し、食品製造プロセスを対象とした流体解析サービスを提供いたします。
流体の流動解析をベースに、流体-粒子間の力、伝熱、相変化、反応等の様々な相互作用を考慮することが可能です。お客様のご要望に応じた解析をご提案いたします。
噴霧乾燥機内の解析
サイクロン内の流動解析
粒子濃度が希薄な系では、流体の流動計算と粒子の計算を分離することができます。
この例では、旋回流に適した解析手法により、サイクロン内の気体の流動(流速分布、圧力分布)を求め、その結果を基に粒子追跡計算を行っています。
粒子濃度が希薄な系における粒子挙動解析
- 粒子径や粒子密度を変えた多ケースの検討が可能です。粒度分布を考慮できます。
- 粒子径毎の流入・流出量を評価することにより、分離限界粒子径や分級点を推定できます。
- 粒子濃度の分布や摩耗箇所を把握できます。
また、燻製品製造時の煙流れ解析、食品内部への熱の伝導など食品製造工程の解析を提供いたします。
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