CT画像を活用したシミュレーション

CT画像を活用したシミュレーションとは？

複合材、フィルタ、触媒などのミクロな複雑形状を有する材料は、その内部構造が材料特性に大きな影響を及ぼします。当社では、CT画像に基づく複雑な内部構造を再現したCAEシミュレーションを提供いたします。 シミュレーション結果からマクロスケールの材料特性を予測・評価することができるため、材料設計にご活用いただけます。

内部構造を再現したCAE（流体、熱伝導）シミュレーション

概要

内部構造を再現したCAE（流体、熱伝導）シミュレーション

特徴、得られる情報

CT画像から複雑な3次元形状を抽出して充填率、空隙率、平均気孔径、表面積などの統計値を取得することが可能です。 さらに抽出形状から3Dサーフェスを構築し目的に応じた適切な格子分割を行うことにより、熱流体・構造・電気などの数値実験を行うことが可能です。これらの結果に基づき通気抵抗、有効熱伝導率、有効電気伝導率などのマクロ的な特性を評価することができます。

適用できる例

複合材、フィルタ、触媒、多孔質材料、充填層、固定層、内部の気泡、発泡樹脂、樹脂シート、不織布マスク、強化繊維プラスチック