温熱環境の快適性評価解析

温熱環境の快適性とは？

温熱環境の快適な状態とは、暑すぎず、寒すぎず、体に負担がかからない状態と言えます。温熱感覚は、気温だけでなく、湿度、放射、気流、代謝量、着衣量などの要素に影響されるものです。近年では、住環境など屋内における温熱環境が重要視されており、快適性を確保することが求められています。 快適性を評価する指標は様々ですが、馴染みのある代表的な例として、不快指数が挙げられます。

現状の作業環境や住環境において、快適性に問題を感じていませんか。
建物の快適性を改善するための設計・改造にお役立て下さい。

不快指数評価解析

概要

室内の不快指数を求めた解析事例です。居室空間、および人体形状を簡易的に模擬した上で、人体部について、温熱生理学的挙動を考慮しています。解析結果として得られる温度、湿度より、快適性を表す代表的な指標である不快指数を算出しています。送風機等の設置位置の検討など、改善に向けた取り組みを御支援いたします。

考慮可能なパラメータ

• 気温、湿度、放射、気流等の境界条件
• 代謝量、着衣（熱抵抗）の条件
• 人体の内外の伝熱メカニズム、温熱生理学的挙動
• 窓・戸の影響、換気扇・冷暖房装置などの環境改善設備の影響

得られる情報

温度、湿度、気流速度、および評価値から算出可能な温熱指標（不快指数など）

当社の熱流体解析ソフトウェアのラインアップ

ANSYS Fluent, STAR-CCM+, OpenFOAM