医療機器・インプラント材料評価
ステント(医療用金属部材)の耐食性評価
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実際のステントを試料電極とした電気化学測定を実施します。
試験の概要
医療機器のJIS規格に準拠したステントの耐食性評価
JIS T 0302(金属系生体材料のアノード分極試験による耐食性の評価方法)に準拠した電気化学測定を行い、ステントの耐食性を評価します。実形状のステントで試験するため、ステント素材での評価と比較して、より正確な耐食性能の評価が可能になります。
アノード分極試験
ポテンショスタットで試料電極(ステント)と対極の間に電位を印加し、両者間に流れる電流(腐食電流)を測定して、試料(ステント)の腐食挙動の電位による変化を調べます。JIS T 0302では、生理食塩水等の人工体液を試験溶液として人体内を模擬した腐食環境でアノード分極試験を行います。
使用機器、装置の検定・校正
使用する測定機器、装置はすべて国家標準に基づいて検定・校正済みであり、測定結果は各種許認可の申請用データとしてご利用いただけます。
その他の医療機器の耐食性評価試験
当社では、ステント以外の医療用金属部材の各種JIS規格に準拠した耐食性評価試験も実施可能です。営業窓口にご相談ください。
ステントのアノード分極試験(JIS T 0302)実施例
作業の流れ
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