医療機器・インプラント材料評価
注射針の機械的安全性試験
注射針の機械的強度を評価いたします。
試験技術の概要
- 注射針の静的引張試験(接合部強度試験)
針のサイズによって決められている引張強度に針の接合部が耐えられるか検証します。 - 注射針の曲げ弾性試験
針管を元の位置から8°~12°に曲げて1分間保った後放し、針管が元の位置に戻るかどうかを調査します。
繰返し曲げを与える試験もあります。 - 注射針の曲げ強さ試験(90°曲げ)
針管のほぼ中央の点を半径5mmの円弧に沿って90°に曲げ、折れるかどうかを調査します。
試験規格 | JIS T 3101「注射針」、JIS T 3209「滅菌済み注射針」 |
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試験環境 | 室温、大気中(その他の試験環境についてはご相談ください。) |
試験方法 | 注射針の静的引張:針先端側と針基をつかみ、引張荷重を負荷 注射針の曲げ弾性試験(繰り返し試験):針管の長手軸と垂直な曲げ方向に載荷 注射針の曲げ強さ(90°曲げ):90°ブロックに沿うように回転方向に載荷 |
※上記以外の条件はご相談ください
試験技術の概略図
注射針の静的引張試験
注射針の曲げ弾性試験
注射針の曲げ強さ試験(90°曲げ)
作業の流れ
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