構造物メンテンス計測診断
赤外線応力測定装置
赤外線応力測定装置の概要
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赤外線サーモグラフィーを利用した試験を行っています。
- 応力の視覚化
- 疲労寿命の検討
- 応力集中部の検討
- 欠陥の非破壊検出など
機器の強度・安全性評価をサポートできる装置となっております。
自社内においても、赤外線サーモグラフィーを使用した測定技術の改良や新たなデータを日々蓄積・更新しております。
赤外線サーモグラフィーの特徴
- 特長1:
- 非接触で測定可能であり、形状によらず測定できる。
- 特長2:
- 散逸エネルギー測定により応力集中部の早期予見が可能であり、発生部の視覚化が可能である。
赤外線応力測定装置の測定実績例
- 輸送システムのフレームに生じる局部応力測定
- スポット溶接部に生じる局部応力測定
- 車軸の応力集中部観察
- 鋼製施設のフレーム応力測定
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薄鋼板の疲労限界応力の推定
薄板の疲労試験を行い、試験片に生じる温度変化から、疲労限界の応力を推定できます。 従来、疲労限は、複数の疲労試験片を用いて、疲労試験を実施し、得られたデータを基に求めてきましたが、赤外線応力測定装置を使用することで、比較的簡便に疲労限界を推定する事が可能となります。
JFE-TEC Newsバックナンバー
- No.27(2011年4月)高速変形試験(4)~高速変形時の加工発熱分布の計測技術~
- No.26(2011年1月)高速変形試験(3)~構造体の高速変形試験における速度分布、ひずみ分布計測~
- No.25(2010年10月)高速変形試験(2)~樹脂材料の高速引張試験~
- No.24(2010年7月)高速変形試験(1)~高速引張試験時のひずみ分布計測~
- No.23(2010年4月)高精度赤外線カメラの応用(3)~疲労限度の迅速推定~
- No.22(2010年1月)高精度赤外線カメラの応用(2)~疲労損傷部位の予測~
- No.21(2009年10月)高精度赤外線カメラの応用(1)~応力測定の原理とロックイン機能~
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