デジタル画像相関法(DIC)によるひずみ・変位解析
画像相関法を用いたBGAはんだ接合部近傍の熱ひずみ解析技術
加熱・放冷中のはんだボールに生じた熱ひずみを画像相関法により定量・可視化します
熱ひずみ解析技術の特徴
加熱時の熱揺らぎを抑制した事により
(1)加熱・放冷中のサンプル表面の変形挙動を高精度に評価が可能です。
(2)加熱・放冷中の連続的な変形挙動を解析することが可能です。(加熱・放冷時の変形挙動を動画にて提出。)
解析事例
Dual Inline Memory Module(DIMM※)断面サンプルの熱ひずみ解析
※複数のDRAMチップをプリント基板上に実装
加熱・放冷中の熱ひずみ分布の解析が可能です。
DIMM断面サンプルを110℃に加熱後、28℃に放冷する過程ではんだボール近傍にせん断ひずみが、銅配線にY方向ひずみが認められました。なお、本解析事例の最小不確かさは0.05%でした。
(サンプルサイズ、解析範囲によって変わります。)
加熱時(110℃)の解析結果 | 放冷後(28℃)の解析結果 | ||
εx X方向ひずみ |
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εy Y方向ひずみ |
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εxy せん断方向ひずみ |
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ε1 最大主ひずみ |
紹介動画
作業の流れ
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JFE-TEC Newsバックナンバー
- No.69(2021年10月)画像相関法(DIC)を用いた変位・ひずみ計測
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