物理分析
SEMを用いた正極材中の物質分率(正極材、バインダ、ポア)の評価
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リチウムイオン二次電池の正極を構成する物質分率を定量評価
- リチウムイオン二次電池における正極材の物質分率(正極材、バインダ、助剤、ポア)を定量評価いたします。電極の上下での違いの調査など、ミクロからマクロ領域の分布を評価いたします。
- 塗膜中のフィラー(セラミック、金属)の分率を評価できます。
評価事例
リチウムイオン二次電池における正極断面をSEMで観察し、コントラストを画像解析することで、各物質(正極材、バインダ、助剤、ポア)の分率を求めました。
この方法で求めたポア率は、水銀ポロシメータ(※)による結果と一致しています。
(※)水銀ポロシメータとは:
水銀圧入法によって多孔材料における細孔の大きさを評価するための装置です。
水銀の表面張力が大きいことを利用して、粉体の細孔に水銀を浸入させるために圧力を加え、圧力と圧入された水銀量から比表面積や細孔分布を求めます。
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物質分率 (%) 水銀ポロシメータ SEM 活物質 - 35 ポア 13 14 バインダ +助剤 - 51 - 説明付き下矢印
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