物理分析
金属材料・鉄鋼材料の強度・熱処理・加工・溶接に関する分析
組織・結晶粒・集合組織、転位、残留応力
金属の強度を反映する金属組織、破壊した破面観察(フラクトグラフィ)のマクロな観察から、電子顕微鏡(EM)による結晶粒、結晶粒界、合金相、転位、結晶粒内微細構造観察に加え、走査電子顕微鏡-エネルギー分散型X線分析(SEM-EDX、EPMA)、透過電子顕微鏡-エネルギー分散型X線分析/電子エネルギー損失分光法(TEM-EDX/EELS)分析、表面分析装置(AES、XPS)による元素分析を行います。X線回折法(XRD)や後方散乱電子回折(EBSD)による集合組織・配向の評価、残留オーステナイト相の定量も実施します。
析出物・介在物
高強度化・強度低下の要因となる析出物・介在物をマクロからナノスケールで観察・分析します。
結晶粒界、粒界偏析・濃化、粒界欠乏層
高強度化・強度低下の要因となる結晶粒界をマクロからナノスケールで観察・分析します。
組成・成分
強度部材の主成分、微量成分を分析します。
作業の流れ
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- No.14(2008年1月)極低加速SEM-EBSPを用いた結晶相解析
- No.10(2007年1月)疲労特性の評価について(2)~亀裂伸展と疲労寿命評価について~
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